グレープフルーツの特徴・保存方法等

【特徴】

英語名:grapefruit ミカン科ミカン属 常緑中低木

 

 

 

西インドのバルバドス島で発見されたものが最初といわれ、ブンタンとオレンジが自然交配して、木の枝にブドウのように実ることからグレープフルーツと呼ばれるようになったといわれています。国内で販売されているのは南アフリカとアメリカ産です。

 

【時期】

 

年間を通して出回っています。

 

 

【歴史】

 

18世紀に西インド諸島のバルバドス島で誕生し、1823年にアメリカのフロリダへ渡り栽培が始まりました。大正時代に日本へも伝わりましたが風土が合わず定着せず、1970年代から大量に輸入されるようになりました。


 

【選び方】

 

形の丸みがきれいでもった時にずっしりと重たく、果皮にへこみがなく、色が鮮やかでハリとツヤのあるものを選びましょう。サビのようなシミがあっても味や実には影響しません。

 

 

【保存方法】

 

風通しのよい冷暗所か冷蔵庫の野菜室で保存します。新鮮なものなら1~2週間日持ちします。

 

 

【栄養素】

 

ビタミンCが多く一つで一日に必要なビタミンCを補給できます。ポリフェノールや、クエン酸が含まれています。

 【ビタミンC】皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持ち、風邪の予防にも役立ちます。

 【クエン酸疲労回復に役立ちます。

 【フマノクマリングレープフルーツのファノクマリンという成分は薬の作用を強める場合があります。高血圧の治療に使われる「カルシウム拮抗薬」という系統の薬は、グレープフルーツと同時に摂取すると、作用を強めてしまうことがあるので、注意が必要です。

 ナリンギン特有の苦みをもたらす成分で針状の結晶になっているため、グレープフルーツを食べたときに口の周りや舌が刺激でヒリヒリすることがあります。

 

【種類】

 

果皮が黄色く果肉がクリーム色のグレープフルーツホワイトと、果皮がオレンジがかり、果肉が濃いピンクのグレープフルーツがあります。

【マーシュ】ホワイト系の一般的な品種で、果皮が黄色、果肉が薄黄色、果重400g前後で、果汁が多く、さわやかな甘酸っぱさと、特有の苦みが特徴です。

【ルビー】「ピンクグレープフルーツ」といわれる品種で果肉は赤みのあるピンク色、果皮は黄色からオレンジで、酸味は控えめで、まろやかな甘みがあります。

【スタールビー】果皮はやや赤みかかった黄色で果肉は濃い赤色、苦みと酸味が少なめで甘みが強いのが特徴です。

 【スウィーティー】グレープフルーツブンタンを掛け合わせたフルーツでイスラエルではスウィーティー、アメリカではオロブランコと呼ばれています。果皮は緑色で果肉は薄い黄色をしていて、酸味が少なく甘みがあります。

 

 

 

 

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