アセロラの特徴・保存方法等

アセロラ

特徴


英語名:acerola キントラノオ科 ヒイラギトラノオ属 常緑低木の一種


原産地は西インド諸島と南アメリカ北部から中央アメリカです。

熟した果実は始めは緑色で、熟すと赤くなります。さくらんぼに似ていますが全く違う種類です。

香りはリンゴに似ているのも特徴の一つです。

熟せば生でも食べられますが、実の皮が薄く、傷つきやすく日持ちしないので、すぐに食べるか収穫後すぐに加工してジュースやジャム、ゼリーまたはピュレ状にして冷凍保存します。

ほとんどの場合、加工するのは未熟果が用いられています。

収穫時期



収穫時期は5月~8月です。

歴史


カリブ海につらなる西インド諸島で、原住民は太古からアセロラを食べていました。

15世紀の大航海時代に西インド諸島からスペインやイギリスの船乗りによって世界へ広がり、日本には1958年に沖縄に渡りました。

亜熱帯気候を好む植物で乾燥を好むので、日本では沖縄や鹿児島で栽培しています。

世界ではブラジルが世界最大の産地です。

選び方


酸味の強い種類と甘みの強い種類があり、甘みが強いものが熟せば生のまま食べられますが、果皮が薄いので取り扱いには注意が必要です。

表にキズがなく果皮が濃い鮮やかな赤色で張りがあるものを選びます。

酸味の強い種類は基本的に加工品に利用しています。

保存方法


生のアセロラは冷凍保存しますが、2~3日で傷んでしまうので、それ以上保存する場合は、水洗いしてから冷凍庫で保存するようにします。

また、品種によっては収穫後すぐに加工して、ジャムやジュースにしたり冷凍のピュレにしたりして、そのまま製菓の材料にします。

栄養素


【ビタミンC】

果物の中ではトップクラスの含有量で、レモンの10倍に相当します。

コラーゲンの働きをよくするので、美肌効果があります。

風邪の予防が期待できます。

【葉酸】

血のビタミンと言われる葉酸は、赤血球の生産を助けます。

可食部100gに45㎎含まれています。

【カリウム】

豊富に入っていて、100gに130㎎含まれています。

体内のナトリウムを排出し、水分のバランスを調整する働きがあり、むくみを予防します。

【ポリフェノール】

アントシアニンやケルセチンが含まれます。

体内の活性酸素を抑制し、老化や疾病を防ぎます。

生薬としてのアセロラ


ビタミンCがとても多く含まれているので、風邪の予防等に効果があります。

種類


酸味種と甘味種があります。

酸味種は主に加工用に利用し、甘味種は粒が大きくジューシーで甘みがあるので、主に生食用に利用します。

酸味種は甘味種よりビタミンCが多く含んでいます。

甘味種は甘酸っぱい味ですが、酸味が弱いのでそのまま食します。

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